〖絵本〗どこかでだれかがねむくなる 作:メアリー・リン・レイ 絵:クリストファー・サイラス・ニール 訳:こうのすゆきこ



どこかでだれかがねむくなる表紙
どこかでだれかがねむくなる 
作:メアリー・リン・レイ 
絵:クリストファー・サイラス・ニール 
訳:こうのすゆきこ
出版社: 福音館書店



夜

『どこかでだれかがねむくなる』あらすじ


みんなが知らないうちに
誰かが 何かが どこかで おやすみの準備をしているよ
蜂は バラのベッドで
ビーバーは 小枝のベッドで
くまは 丸木のベッドで 夜を待っている
ねずみやミミズは 地中にもぐり
子ぎつねたちは 母さんの巣に帰る
夕闇が あたりの景色を変えると
だんだん しんしん 静まって
日はとっぷり暮れて 夜がくる
小鹿の白いブチのように 空に星が瞬くころには 森の木はもうすやすや
子供たちが眠れば 本のお話も眠る
“目を閉じて” 内緒のお話が眠ると ひらりと夢がやってくるよ
夜がきた 真っ暗なとき
夢の花が 開くとき
ねずみにも きつねにも 絨毯に脱いだスリッパにも
時計の中で眠る時間にも おやすみのハグをしてもらった子にも
みんな みんな おやすみ
夜は ひっそり 静か

『どこかでだれかがねむくなる』感想


18時、パジャマを着た女の子がまだ眠くなる前、女の子が知らないうちに着々と眠る準備をする野生の生き物たち。
19時、女の子がベッドの中で本を読んだり、ベッドの下で遊んだりするころには、外ではフクロウから逃れるために地中に潜る生き物。しんしんとした牧場で草を食べる牛や馬。
20時15分、女の子がかわいいあくびをしたころ、生き物だけでなく、木からもすやすやと聞こえてくる。
夜が深くなってきたころ、眠くなったみんなの代わりに、夢がひらりとやってくる。
初めから終わりまで、とても静かに時間が流れていきます。
女の子のベッドに、ママとパパが寄り添っているのもいいですね。
寝る前の読み聞かせにピッタリです。

寝る前の静かな時間


女の子の部屋にある時計から、時間の経過がわかります。
時計(時間)というものを意識して行動する私たちと違い、野生の生き物は肌で夕暮れを感じて寝床を作り、夜を待って寝ようとする。その眠るという一連の行動が、詩のような文章とともに静かに過ぎていきます。
あらゆるものが眠りについた顔が、穏やかな気持ちにさせてくれます。
こんな自然に囲まれた部屋で、窓を開けて寝たら気持ちいいでしょうね。静かな風の音と、ホーホーというフクロウの声が聞こえてきそうな、とても心地よい絵本です。

ページ数:39ページ
読み聞かせ時間:5分

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絵本@はるさく
Posted by絵本@はるさく

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