〖絵本〗メルローズとクロック ともだちっていいな 作・絵:エマ・チチェスター・クラーク 訳:たなかまや



メルローズとクロック ともだちっていいな表紙
メルローズとクロック ともだちっていいな 
作・絵:エマ・チチェスター・クラーク 
訳:たなかまや
出版社: 評論社



友達

『メルローズとクロック ともだちっていいな』あらすじ


小さいワニのクロックは、イヌのメルローズと一緒に暮らしています。

歌い出したくなるような春の日・・・
クロックとメルローズは、お互いをほめ合います。
本が読めるメルローズ 積み木が得意なクロック
宙返りができるメルローズ 飛行機の絵が上手なクロック

そして、お互いに直してほしいところもあります。
片付けが苦手なメルローズ 静かにできないクロック
食いしん坊なメルローズ 同じく食いしん坊のクロック

でも・・・
おしゃべりを聞いてくれるメルローズ 困っていたら助けてくれるクロック
そんなところがお互い大好きなのです。

メルローズみたいに歌がうまかったらな・・・
クロックみたいにダンスがうまかったらな・・・ お互いうらやましくて、

「ぼくも キミみたいだったらなぁ・・・」とクロックは言いました。
するとメルローズは言いました。
「キミはキミだし、ボクはボク。キミは世界に一匹しかいないんだよ!」

そして、クロックとメルローズは思うのです。
「いまのまんまの キミが好き!」

『メルローズとクロック ともだちっていいな』感想


とっても仲が良さそうなクロックとメルローズ。相手のことをほめたと思ったら、今度は嫌なところを言うのですが、なかなか友達に直してほしいところなんて言えないですよね。その顔を見ると、嫌な顔ひとつしていない、もうそこもお互い認め合っているということでしょう。
「君みたいになりたい」とクロックが言ったとき、今まで同じようなことを言い合っていた2人なのに、「君がぼくだったら、君が君でなくなっちゃう。今のままの君が好きなんだよ。」というメルローズの言葉がとても温かいです。
“今のままでいい” “変わらないでいい”という最高の大好きの表現は素敵です。
体の大きさも種族も性格も違う2人が、お互いのいいところ悪いところ違うところを補ってお互いを必要としてること、君が好きだよ!と言える友情っていいなと思いました。

みんな違う、だけど好き!


兄弟やお友達と一緒に遊ぶような年齢になってくると、自分と違うって思ったり、こういうところ嫌だなーって思うときがいつしかやってきますよね。そんなとき、「嫌い!」って突き放すのではなく、そっと伝えることや少しくらい許してあげること、他にいいところを見つけて認めてあげることは、とても難しいですが大事なことです。
でも、気の合うお友達には、意識しなくても、いつの間にかそれらがちゃんとできていることにも気付くでしょう。
友達関係を築くようになった年齢の子や、友達関係に悩んでいる子や大人にも、おすすめの絵本です。

ページ数:21ページ
読み聞かせ時間:3分

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絵本@はるさく
Posted by絵本@はるさく

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