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寄り道だって、冒険だ!〖絵本〗イーノとダイジョブのおはなし もりでみつけたよ



イーノとダイジョブのおはなし もりでみつけたよ表紙
イーノとダイジョブのおはなし もりでみつけたよ
作・絵:さこももみ 
出版社: 講談社


イーノとダイジョブのおはなし もりでみつけたよ1

『イーノとダイジョブのおはなし もりでみつけたよ』あらすじ


イーノとダイジョブは双子の兄妹。
今日はおばあちゃんの家におつかいに行きます。
ふたりは寄り道大好きなので、おばあちゃんの家とは反対方向の森の方へ「いいの、いいの」「だいじょうぶ」と言いながらトコトコ テクテク歩いていきました。

すると、道端の草の茂みに茶色い耳と、ふわふわのしっぽが見えました。
「うさぎさんだ!」
ふたりはうさぎさんもおばあちゃんの家に一緒に行こうと、引っぱってみると…すっぽん!!
それは大きな大きな手袋でした。
珍しい手袋をおばあちゃんの家に持っていこうとしたダイジョブに、イーノはちょっと困り顔。
「誰かの落とし物かもしれないよ?いいの?」
「だいじょうぶ!」

大きな手袋をリュックに詰めて、森の中をテクテク歩いて行くと、落ち葉の中に赤くて丸いものが見えました。
「大きなりんご!おばあちゃんのお土産にしようよ」
すっぽん!!
持ち上げてみたら、それは赤い帽子でした。
おばあちゃんに見せなくちゃと張り切るダイジョブに、誰かの落とし物かもしれないと心配なイーノ。
「いいの?いいの?」
「だいじょうぶ!」

りんごみたいな帽子をかぶって歩いて行くと、今度は木の枝に茶色いしっぽが見えました。
「たぬきさんだ!」
ダイジョブが引っ張ってみると、す~る するする すとん!!
大変!たぬきさんのしっぽが…!
ところがそれは長い長いマフラーでした。
ふたりが首に巻いてみると、あったかくてふたりにぴったりです。
イーノは「だれかの…」と言いかけて、「いいの!いいの!」と言いました。
「だいじょうぶ!」とダイジョブも言います。

長いマフラーをぐるぐる巻いてさらに歩いて行くと、今度は木の切り株から魚のしっぽが覗いています。
「お魚だ!」
ふたりはお魚をじっと見て、「誰のだろう?」と言いました。
「あそこのお家で聞いてみようよ」と、近くにあったお家を訪ねると…

そこはくまさん一家のお家でした。
目をまん丸にしたふたりを見て、父さんぐまが言いました。
「やあやあ、それはさっき釣ったばかりのお魚じゃないか」
「ぼくのベレー帽、どこで見つけたの?」と、くまの坊や。
「それはお使いの途中でなくした私のマフラーだわ」と、くまの女の子。
「あらまあ、私の手袋まで!」と、母さんぐま。
「届けてくれてありがとう!よかったら一緒にお食事でもいかが?」

くまさん一家に招かれて、ふたりは木の実や干しブドウの入ったふわふわのパンや、あったかいシチューをご馳走になりました。
とってもおいしくてお腹はやぶけそうです。
くまの子どもたちと遊んでいるうちに、すっかり夕方になってしまいました。
「そろそろ帰らなきゃ」とイーノが言ったとき、「ぼくたち、何か忘れてない?」とダイジョブが思い出しました。
「そうだ!おばあちゃんち」
けれどももう少しで夜になってしまいます。

すると父さんぐまが「おばあちゃんちまで送ってあげよう」と言って、ダイジョブをひょいと肩車しました。
「わあい!いいの?いいの?」
ふたりが聞くと、「だいじょうぶ!」と、くまさん一家。
くまさん一家と一緒に、のっしのっしとおばあちゃんの家まで歩いていきます。
ふたりは無事におばあちゃんの家に辿り着くことができました。

イーノとダイジョブのおはなし もりでみつけたよ2

『イーノとダイジョブのおはなし もりでみつけたよ』感想


ほのぼのとした絵本です。最初は、え?持ってっちゃうの?って思いましたが、まあ落とし物だからなぁ。結果オーライな結末で安心しました。
森の中にあんなかわいいお家があったら、どんな人が住んでいるのか気になります。綺麗に手入れされたかわいいお家から出てきたのがクマさんだったことにびっくりしましたが、あともうちょっとなのに家の前に釣ってきた魚を忘れるってどういうことなんでしょう!母さんクマも男の子と女の子グマモ、ちょっと落としすぎ、気づかなすぎ!ですね…。
でもクマだろうが人間だろうが、みんなでテーブルを囲んであったかいシチューをいただくというのはいいなぁと、見ていて気持ちがほころびました。クマさん一家も、クマの帽子をかぶった人間みたいに見えてしまいました。
優しいクマさんたちでしたが、ドアを開けたらクマ?!さぞかしおばあちゃんもびっくりしたことでしょう!見開きを見ると、街全体の地図が描かれてありますが、実はイーノとダイジョブの家からおばあちゃんの家までは一本道でした。お母さんの指示する街中を通っても一本道、森を通っても遠いですが一本道です。本来通るはずだった道には商店街があるので、そちらの通りもかなり気になりました。

イーノとダイジョブのおはなし もりでみつけたよ3

いいの、いいの、だいじょうぶ!


イーノとダイジョブは双子の兄妹。イーノの口癖は「いいの?いいの?」で、ダイジョブの口癖は「だいじょうぶ!」という、心配性な女の子とお気楽な男の子の兄妹です。
今日は家からおばあちゃん家にお遣いに行きますが、イーノとダイジョブが選んだ道は森の道。2人は寄り道大好きなのです。
そんな2人が森で見つけたものはなんでしょう?!うさぎみたいに見えるけど…。大きなりんごに見えるけど…。たぬきのしっぽに見えるけど…。いざ、すっぽん!!と抜いてみると、想像とは全く違うものでした。ひとつひとつ見つけたアイテムを身につけて、テクテクトコトコ歩いていく2人が可愛いです。
ところが次に見つけたものは、さ、さかな!?一体どういうことでしょう?近くに住んでいたクマさん一家との交流があたたかいです。ちゃんと落とし物を返して、お礼にご馳走をいただいて、お腹も心も満足!ほっこりした絵本なので、小さい子におすすめです。

ページ数:32ページ 
読み聞かせ時間:6分 



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