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一体誰が、え?まさか、ね…〖絵本〗サンドイッチをたべたの、だあれ?



サンドイッチをたべたの、だあれ?表紙
サンドイッチをたべたの、だあれ?
作・絵:ジュリア・サーコーン=ローチ 
訳:横山和江 
出版社: エディション・エフ


サンドイッチをたべたの、だあれ?1

『サンドイッチをたべたの、だあれ?』あらすじ


え?サンドイッチ?
ああ、あのサンドイッチのことだよね?
うん、ぼく知ってるよ。全部話してあげよう。
まずは、森に住むクマの話から始めるね…。

朝、クマが巣穴から出たとき、そのポカポカ陽気に気持ちをよくして、体をのびのび動かしてたら、美味しそうな匂いがしてきたんだって。
匂いの先には食べごろの木イチゴがどっさり、トラックの荷台に詰まってた。
木イチゴをたらふく食べたクマが、荷台で気持ちよくひと休みしていたら、そのうちすっかり眠りこんでしまったんだ。
目を覚ますとそこは、故郷の森から遠く離れ、見えるものは高い高い崖ばかり。

クマがたどり着いた先は、何もかも初めて見るものだらけの不思議な森だった。
あちこち駆け回って、知らない匂いもいっぱい嗅いだ。
美味しそうな匂いがするけれど、あっちもこっちも誰かのもの。
やがて葉っぱの匂いに誘われて公園にやってきた、まさにそのとき、クマがあれを見つけたんだ。

そう、サンドイッチ。
色鮮やかで美味しそうなサンドイッチが、ぽつんとベンチに置かれていたんだ。
クマは誰にも(サンドイッチにさえ)見られないように、そろりそろりと近づいた。
「こりゃ うまい!」
クマはとても気に入って夢中で食べていると、騒がしい声にやっと気が付いた。
クンクン キャンキャン ク~ン フンフン

なってこった!ずっと後ろから犬たちに見られていたなんて!
クマは必死に逃げて、のっぽの木を見つけて駆けのぼると、遠くに故郷の森が見えた。
そろそろ帰りたいと、クマは思った。
船に乗りこみ揺られるうちに、クマは眠りこんで…。

目を覚ますと、なつかしい風の音や鳥や虫の声に包まれていた。
こうしてクマは巣穴へ戻り、ほっとしたんだ…。

わかった?
これがサンドイッチに起きた出来事ってわけ。
あのサンドイッチはね、クマが食べちゃったんだよ!
ぼく、ぜーんぶ見てたんだ。
サンドイッチを守ろうとはしたよ。
でもクマがあっという間に食べたから、残ったのはこのレタスの切れ端だけ。
あんなに美味しいサンドイッチを食べられないなんて、本当に残念だよね。
まさか、クマが食べちゃうなんて…さ。
ワンワン ワンワン!ワフ ワフ!クウーン クウーン!

サンドイッチをたべたの、だあれ?2

『サンドイッチをたべたの、だあれ?』感想


面白かったです!最初のセリフ、まさか犬のセリフだったなんて。
まずは森に住むクマの話から…って、どこまで遡るんだと。君はなんでそこまで知っているの?と。子供も大人も、てっきりクマの話かと思って物語に入っていきます。
で、気づく。ああ、そうそう、サンドイッチの話だったと。クマさんなんで後ろの犬たちに気づかないの~?逃げてぇー!とクマさんを応援する羽目に(笑)
このお話はサンドイッチというご馳走にありついて、遠い故郷へ無事に戻ったクマの話、ではないんです。誰もが突っ込んでしまう「おまえだったんかい!!」と。女の子は怒ってないように見えるけど、犬の弁解が熱すぎて(笑)それではバレてしまいますよね。
ところで、クマと犬、どっちが食べた?という答えは子供には出なかったようです。答えは想像でしかありませんが、犬は人間の言葉で弁解をしていますが、ラストを見ると犬語でワンワンと吠えている。結局人間の女の子にも、誰が食べたのかはわからないままなんじゃないかと思いました。犬の表情は、美味しいものを食べて満足した顔にも見えるんですがねぇ、どうなんでしょう?!

サンドイッチをたべたの、だあれ?3

犯人は誰でしょう?まさか、君じゃないよね?


濃い色彩で描かれた油絵タッチの絵本。
途中まではクマさんのお話。サンドイッチはしばらく出てきません。サンドイッチ云々…の前にまず話さなきゃいけないことがあるんです。
クマさんは遠い森から偶然にも街にやって来てしまったのですが、なんか変。街中にクマがいるのにみんな平然と過ごしている。美味しそうな匂いがするのに、自分のものじゃないと遠慮するクマさんにちょっと同情してしまいました。
そこで偶然サンドイッチを見つけたクマさん。食べる姿もダイナミックです。でもでも、まさか見られていたなんて!
ここで犬が登場。クマさんは故郷へ逃げ帰り、サンドイッチを食べた張本人はもういないんだよ、と熱く語る犬のお話なのでした。
見開き部分にもお楽しみあり。サンドイッチってこんなにたくさんあるんだねぇと、17種類のサンドイッチ一覧を眺めていると、とってもお腹が空いてきます。あれあれ?クマさんの口元が写ってます…。
裏の見開きは、表のサンドイッチが全部食べられてしまってます。わずかな残骸を残して…。あれあれあれ?ワンコの口元が写っているではないですか?!
じゃあ、誰が食べたんでしょうね!

ページ数:34ページ 
読み聞かせ時間:5分



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