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動物たちが選ぶ本を見てみよう!〖絵本〗ポチポチのとしょかん



ポチポチのとしょかん表紙
ポチポチのとしょかん
作・絵:井川ゆり子 
出版社: 文溪堂


ポチポチのとしょかん1

『ポチポチのとしょかん』あらすじ


いつもの時間、いつもの図書館。
あれも読んだし、これも読んだ。
ぼくは退屈して、ちらっと窓を見ると…、窓にちょっこり子犬が座っていたんだ。
その犬に、「ぼくの図書館へ行ってみない?」と言われ、ぼくは子犬に連れられ森の中に入っていった。

辿り着いたのは、大きくて古い建物。
その名も『ポチポチとしょかん』。
ポチポチというのは子犬の名前だという。
ポチポチくんが図書館のドアを開けると…。

「すごい!みんな動物ばかり!」
ここの本はみんな、動物たちが描いたんだって。

ねずみさんの本は、とても小さな本。
今日のごはんのお手本にする、チーズの本なんだって。

キリンさんの本は、キリンの首のように長い本。
アフリカ旅行の本なんだって。

大粒の滴が垂れてきて、となりを見ると、ゾウさんが『ぞうじいさんのものがたり』を読んで、泣いているところだった。
クマさんの本は、『やさしいハチミツのとりかた』。
カメさんの本は『あしがはやい かめのものがたり』。
スカンクさんの本は『よいにおいの だしかた』。
コウモリさんの本は『おいしい ちの すいかた』。

みんなとってもバラバラで、ヘンテコな本ばかりなのに、みんなとっても楽しそうに、たくさんたくさん本を読んでいる。
ぼくもみんなと夢中になって、たくさんの本を読んだ。
そこで一冊の変な本を見つけたけど、ポチポチくんにしか読めないらしいその本は、おまじないの本だって。
その本には人間に変身できる呪文が載っているらしい。
それを聞いた動物たちは、「やってみよう!」とはしゃぎ出した。
ポチポチくんがヘンテコな呪文を唱え始めて、「にんげんになれ~!」と言った途端、もの凄い煙が出てきて…。

目を開けると、周りはみんな、人間だらけ。
ポチポチくんの呪文は大成功?!と思ったんだけど、ちょっと違ったんだ。
だってここはもう、ポチポチくんの図書館じゃなくて、いつもの図書館だったから。

ポチポチのとしょかん2

『ポチポチのとしょかん』感想


本好きの私はタイトルに「図書館」と付くだけで何だか気になってしまいます。本の匂いや木の温もりが感じられるような絵本でした。絵がほんわかしてていいです。
ポチポチくんのマスコットのようなアンバランスさが愛らしい。よく手をつないで歩いてきたなぁ(笑)
動物だらけの図書館は、みんなお行儀よく本を熱心に読んでいてとってもかわいいなと思いました。私なら本を読まずに動物観察しちゃうかも!
そして最初は気付かなかったけれど、いつもの図書館にいて周りにいる人たちを見ると、みんな何かの動物に似ているんです。ちゃんと特徴を捉えていて温かみのある絵がやっぱりかわいいです。

ポチポチのとしょかん3

みんなどんな本が好き?


ポチポチくんというのは表紙にいる黄色い子犬の名前。ポチポチくんシリーズは現在3冊あるようですが、これは1作目になります。他に『レストラン』と『きかんしゃ』があるようです。
窓際にちょこんと座るポチポチくんに案内され、いつもの図書館から動物だらけの図書館へ…。とっても夢のあるお話です。
その動物なりのサイズ感や本の特徴も様々で、ついつい覗きこんでしまいたくなります。動物もみんな知識を得ようと勉学に励んでいる姿も、楽しそうに読書をしている姿もとっても微笑ましいです。
ネズミや小鳥サイズの小さい動物からゾウやサイのような大きな動物まで、どれも愛らしい顔で描かれています。
サイの読んでいる本が「やさいをたべなさい」だったのが個人的にウケました(笑)他にもペンギンさんがとび出す絵本で飛び出してきたペンギンに喜んでいたり、カエルのカップルが「LOVE」というハート型の本を読んでいたり、隅々まで見て楽しめます。
夢オチ?という展開ですが、戻った後の人間もどこかしら動物っぽいので、答え合わせにも面白そうな絵本でした。

ページ数:32ページ 
読み聞かせ時間:4分半



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