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ウソでしょ?!な赤ちゃん誕生〖絵本〗ミラクル・ベイビー



ミラクルベイビー表紙
ミラクル・ベイビー
作・絵:サイモン・ジェームズ 
訳:小川仁央 
出版社: 評論社


ミラクルベイビー1

『ミラクル・ベイビー』あらすじ


ミラクル・ベイビーが生まれる前、ママのミラクルさんは何ヶ月も大忙しでした。
夜はお腹の赤ちゃんに本を読んで聞かせ、昼は音楽や言葉のCDを聞かせました。
なぜならミラクルさん家のパパとママは、生まれてくる子を頭のいい子にしたいと思ったからです。
テレビも、ニュース番組を見るほどの徹底ぶり。
やがて男の子の赤ちゃんが生まれ、「まさしくぼくらのミラクル・ベイビーだね」と、2人とも大喜びです。
病院から赤ちゃんを連れ帰ってくると、ママは優しく赤ちゃんを寝かしつけました。

次の日、ミラクル・ママが朝ごはんの支度に階段を下りてくると、リビングから奇妙な音が聞こえてきます。
何と、赤ちゃんがソファーに座って新聞を読んでいるではありませんか。
午後になると、赤ちゃんはパパの車の修理を手伝いました。
「間違いなく、頭のいい子が生まれたぞ!」とパパは大興奮。
その夜、ミラクル・ベイビーが初めて言葉を発し、「明日から学校へ行かせて」と言ったのです。

次の日、小学校へ行ったミラクル・ベイビーは先生の質問に全部答えてしまうので、同級生はびっくり。
その日の帰り道、ミラクル・ベイビーは「大学に行ってお医者さんの勉強がしたい」と言いました。

それからちょうど2週間後、ミラクル・ベイビーはお医者さんになって病院で働き始めました。
大人気のミラクル・ベイビーの評判はどんどん広がり、誰もがミラクル・ベイビーに会いたいと思うようになりました。

ある晩、ミラクルさん家に宇宙科学者から電話が来て、「ぜひ今度の宇宙旅行に参加して下さい」と招待されたのです。
ミラクル・ベイビーは宇宙センターで1週間、一日も休まず厳しい訓練を積むと、パパとママに「行ってきます」と言い宇宙へ出発しました。
ミラクル・ベイビーの宇宙遊泳を世界中の人々が見つめました。
地上管制官に「今どんなお気持ちですか?」と聞かれたミラクル・ベイビーは、星だらけで何もない空を見上げ、見下ろし、全世界に向かって何かを呟いたのですが、よく聞き取れません。
「もう一度」と言われたミラクル・ベイビーは、なんと声を上げて泣き出したのです。

「ママに会いたいよう!エーンエン」

するとミラクル・ママは「今すぐ私の赤ちゃんを返してちょうだい!」と言ったので、ミラクル・ベイビーは超特急で地球に戻されました。
ミラクル・ベイビーは、「恥ずかしいな」と思いながら宇宙船のタラップを下りたのですが、すぐに駆け寄ってきてくれたのはミラクル・ママでした。
「かわいくて、勇敢な、私たちの赤ちゃん」
家に帰ると、ミラクルベイビーはママにあったかいお風呂に入れてもらい、パパに遊んでもらい、優しいママの歌で眠りにつきました。

それからというもの、ミラクルさん家の赤ちゃんは、大抵は家にいて、赤ちゃんらしく過ごしています。
ただし週末だけは…、やっぱり病院でお手伝いするのが好きなんですって。

ミラクルベイビー2

『ミラクル・ベイビー』感想


生まれた次の日からミラクル連発な赤ちゃん。子供の輝かしい未来を願うことは当たり前だけど、これはちょっと心配するレベル。
私も大人しい赤ちゃんは手がかからなくて羨ましいとか、賢い子を見るといいなぁって思うけど、ミラクルさん家のように親離れが早くて親らしいことをさせてもらえないって仕打ちがあるのね。当時は大変だったけど、あんな時期は二度と戻ってこないですもんね。
だけど赤ちゃんが宇宙から「ママに会いたいよう」と泣いたときは安心しました。やっぱり赤ちゃんにお母さんは必要なのね!
ころっと赤ちゃんらしくなったベイビーに、最後はやっぱりなオチ。生まれてきてくれてありがとう的な感動する本だと勝手に想像していたので、いい意味で裏切られました。
オムツ姿で赤ちゃんらしくないといえばダンシングベイビーを思い出してしまって(笑)赤ちゃんは赤ちゃんらしいのが一番ですね。

ミラクルベイビー3

赤ちゃんのお世話する時期ってホント短いから…


ミラクルさんちの赤ちゃんは、とってもミラクルな赤ちゃん。生まれた次の日には新聞を読み、車の修理を手伝い、まもなく大学で勉強してお医者さんになりました。
なぜかって、パパとママがそう望んでいたからです。頭のいい子にしたいと本や音楽やニュースを生まれる前からお腹に聞かせまくったら、本当にミラクルな赤ちゃんが誕生したのです!良かったですね~パチパチ、では終わりません(笑)
ミラクルベイビーにも、赤ちゃんらしいところはあったのです。パパとママから遠く離れてみて、感じたこと。赤ちゃんが泣いているのを見て、すぐに駆け寄ったママ。どんなに奇跡的な赤ちゃんだって赤ちゃんらしい一面があること、赤ちゃんをお世話することで幸せを感じる親心など、ドキッとしたり共感するポイントはいくつもあります。
親の期待なんて気にしないでのびのびと育ってほしいと、そんな思いが込められているのかなと思いました。赤ちゃんが最初からこんな風だったら、戸惑ってしまいますよねぇ。頭なんて良くなくていいから、もっとお家にいてママと一緒に遊ぼうよって、私なら言ってしまいますね。まあ、週末くらいならいいですけどね(笑)

ページ数:25ページ
読み聞かせ時間:5分半



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