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大きくなったのに、泣く理由は何?〖絵本〗もう、おおきいから なかないよ



もう、おおきいから なかないよ表紙
もう、おおきいから なかないよ
作:ケイト・クライス 
絵:M・サラ・クライス 
訳:福本友美子 
出版社: 徳間書店


もう、おおきいから なかないよ1

『もう、おおきいから なかないよ』あらすじ


もうすぐ5歳になるうさぎくんは、ママに宣言しました。
「ぼく、もう大きくなったから、泣くのはやめる。ぼくはもう赤ちゃんじゃないからさ」

そこでうさぎくんはママと相談して、大きくなったお祝いにお誕生会を開くことにしました。
招待するお友達もうさぎくんみたいに大きくて泣かない子にしようと、うさぎくんはお友達に声を掛けにいきました。

ところがりすちゃんは、「仲間外れにされたら泣いちゃうわ」と誕生会には行けないと言います。
ねこくんからも、「ひとりぼっちの暗闇で大男みたいな影が見えたら怖くて泣いちゃうよ」と、断られてしまいました。
そこでうさぎくんは、友達の中では一番年上のうまさんに会いに行きました。
うまさんは確かに大きいけれど、「ヘビに出くわしたり、蜂に刺されたり、新しいヘアースタイルが気に入らなかったら泣いちゃうの」と言いました。

うさぎくんは、誕生会はママと2人だけだと報告しに家に帰りました。
訳を聞いたママに、「だってお誕生会でみんなが泣いたらいやだもの。泣くなんて赤ちゃんのすることだから」と説明すると、ママが静かに言いました。
「それなら、ママもお誕生会に出られないと思うわ。だって、ママも時々泣くんですもの」
うさぎくんはびっくりしました。
ママは、「悲しい映画を見たとき、虫歯が痛くてたまらないとき、それに、あなたを見て泣くこともあるのよ。立派になったなって嬉しくて泣くの」と言いました。
うさぎくんはもっとびっくりしました。
嬉しいのに泣くなんて変だと思いました。
でもママは言います。
「泣きたくなる理由は色々あるものよ。どうしてかわからないのに泣いちゃうことだってあるし」
そう言われて、うさぎくんは考えました。
そして、「どんなに大きくなっても、ぼくはママの子供だよ」とママの耳にそっとささやきました。
「いくら大きくなっても、たまには泣いたっていいのよ」とママに言われて、うさぎくんは安心しました。
ママはうさぎくんに確認しました。
「ママも、お誕生会に行っていいかしら?」
うさぎくんは「ぼくのお誕生会だもの、ママは絶対来なくちゃダメだよ!」と言いました。

うさぎくんのお誕生会にはたくさんのお友達が集まりました。
とても賑やかで、泣く人は誰1人いませんでした。(…おや?ひとりだけいましたけどね)
うさぎくんは立派にロウソクを吹き消しました。
5歳って、楽しいな!

もう、おおきいから なかないよ2

『もう、おおきいから なかないよ』感想


この絵本を読みきかせる前に、泣くのは良い事か悪いことか息子に聞いてみました。う~ん、と考えて泣くのは悪いこと、嬉しくてないたことは、即答で「ない!」との返事。
私自信も嬉しくて泣いたこと子供のうちはあったかな?と思い返してみると確かにあんまり覚えていない。やっぱり泣くというのは悔しかったり悲しかったりしたときの方が覚えてるものですよね。子供のうちは特に。
大きくなったから泣くのを止めるって宣言したうさぎくんの決意はちょっとかっこいいなと思いました。でも、お友達に強要するのはちょっとね…。
そんなうさぎくん、お友達からいろんな話が聞けて、泣く理由は色々あると思ったでしょう。馬のヘアスタイルには笑ったけど、泣いてる子を抱きしめてあげられるような子になってほしいなぁ。
うさぎくんのママには共感しきり、大人になると涙もろくなるんですよね!お誕生会にただひとり泣いていたのはもちろん、お母さんです。その気持ちわかりすぎます!

もう、おおきいから なかないよ3

えっ?みんな泣くんだって?!


もうすぐ5歳になるうさぎくん。「ぼく、もう泣くのはやめる。そんなの赤ちゃんがすることだから」と泣かないことを決めました。
そしてお誕生会にも、もう泣かないお友達だけを呼ぶことにしました。
ところがお友達みんな、自分に正直。「ぼく泣くんだけど…」と言ったものだから、とうとうお誕生会はママと2人だけになってしまいました。ところがママまで「時々泣くから出られない」と言って…、というお話。
大人が泣くなんてびっくり、嬉しくて泣くなんてびっくりのうさぎくん。大きくなったからもう泣かないといううさぎくんの成長と、泣きたい理由は色々あるし、泣きたいときは泣いてもいいのよというお母さんとのかけ合いが素敵。
嬉しくて泣くなんてうさぎくんにはまだわからないけど、いつかきっとわかるときがくるよ。泣くことは悪いことじゃないって、温かい気持ちになれる絵本です。
ところで作者の方とイラスト担当の方、名前が一緒だったので気になったのですが、作者さんは6人兄弟の4番目、イラストの方が3番目だそうで、姉妹で自分たちの子供の頃の経験をヒントに絵本を描いているそうです。お姉さんがイラストレーター、妹さんが作家さんという素敵な組み合わせにも注目です。

ページ数:32ページ
読み聞かせ時間:5分半



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