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プロの料理人の仕事ぶりを見よ!〖絵本〗せかいいちまじめなレストラン



せかいいちまじめなレストラン表紙
せかいいちまじめなレストラン
作・絵:たしろちさと 
出版社: ほるぷ出版


せかいいちまじめなレストラン1

『せかいいちまじめなレストラン』あらすじ


シェフのイタメーニョさんは、レストランの2階に住んでいます。
真面目なイタメーニョさんは、毎朝きっかり7時に起き、トーストに目玉焼きを乗せた朝食を食べて、歯を磨いて、1階の仕事場に下りてきます。

するとスミス夫人が床を磨いていました。
スミス夫人のおかげでレストランはいつもピカピカ。
今日はどんなお客さんが来るのでしょうか?

今日一番のお客さんは、徹夜明けの猫のニャニャロッティさんです。
本日のメニューから、フレッシュりんごジュースとそば粉のガレットを注文しました。
注文を聞くとイタメーニョさんははしごを持って、裏庭の木に生っているりんごを取りにいきました。
イタメーニョさんは真面目ですから、フレッシュジュースは採れたてのりんごで作るのです。
りんごの皮をむいて、切って、ミキサーにかけて、こして、大きなグラスに注ぎます。
同時にそば粉のガレットも作ります。
ニャニャロッティさんはジュースを3杯おかわりし、そば粉のガレットも平らげて、歌いながら帰っていきました。

次のお客さんは、ワニのワーニャさんです。
ワーニャさんはささやくように、うっとりハニースペシャルを注文しました。
するとイタメーニョさんは自転車をこいで、ハチミツを取りに行きました。
ちょっと濃い目のハチミツを採って、帰り道に卵ももらって帰ります。
あまーいハチミツをたっぷりかけた、うっとりハニースペシャルを食べたワーニャさんは、ほっぺたが落ちそうな顔でうっとり。

次のお客さんは、カワウソのカワッチャさんのご家族がずらり勢ぞろいです。
今日はおじいさんの誕生日なので、とびっきりのご馳走をおまかせで注文しました。
するとイタメーニョさんは船をこいで魚を釣りに行きました。
裏庭に火を起こし、一番大きなフライパンに魚を入れ、油をすくってかけていきます。
中はふっくら、皮はパリパリの魚のポワレのでき上がり!カワッチャさんのおじいさんの素敵なお祝いになりました。

夜になって、スミス夫人がおつかいから帰ってくると、レストランの外に男の子が座っていました。
いたずらっこのジミーは、お母さんに怒られて家出してきたのです。
イタメーニョさんは、お腹が空いているかもしれないと、カレーライスを作り始めました。
そしてジミーのお母さんのカレーライスと同じように、目玉焼きを乗せました。
ジミーが喜んでいると、窓の外からジミーを見つけたお母さんがレストランに飛び込んできました。
仲直りしてホッとしたら、2人ともお腹がグーとなりました。
親子でカレーライスを食べているのを見て、いつも真面目なイタメーニョさんも思わずにっこり。

店じまいをすると、夕ご飯にスミス夫人の大好物のカレードリアを作りました。
仕事が終わるとイタメーニョさんは2階の家に帰ります。
歯を磨いて、お風呂に入って、パジャマを着て、きっかり22時に寝るのです。
今日はいい日だったな。おやすみなさい、また明日。

せかいいちまじめなレストラン2

『せかいいちまじめなレストラン』感想


レストランの一日が描かれた絵本。おいしそうな食べ物がたくさん出てくる絵本って楽しいです。
お客さんは動物が多いのですが、ゲテモノ系はなく人間にウケそうなお料理なのも嬉しかったです。「穴の中のヒキガエル」だけは興味を引いたのですが、見開き部分にメニュー一覧の絵があり、普通のお料理でした。見開きがカラーじゃなかったのが残念です。
お料理は精密に描かれているわけではないんですが、湯気が立っておいしそう!蜂蜜のテカリ具合もメニュー通りうっとりでした。
ところで、このレストランは予約制じゃないとやっていけないですよね?なんせ、イタメーニョさんは真面目ですからお客さんを待たせるなんてことはしないのだろうな(笑)放置の間、お客さん何やってんだろう…いろんなことが気になってしまいました。でも、それだけ美味いってことで!
大きな絵とコマ割りの絵で構成されていて、本業以外の生活の場面など、『さむがりやのサンタ』を思わせます。こういう質素な生活があるということが見れるのも面白く、親しみが湧きます。

せかいいちまじめなレストラン3

せかいいちまじめなレストラン4

食べる幸せを提供します!


世界一真面目なシェフ、イタメーニョさんの料理は万事徹底したこだわりぶりです。
フレッシュなりんごを採りに裏庭に行き、ハチミツは防護服まで装備し養蜂場へ。お客様のお誕生日と知ればボートを漕いでとびきりの魚を釣ってきます。イタメーニョさんの作った料理を食べたお客様の表情もそれはそれは豊かです。
そんなお料理とは対照的に、家出してきた男の子や従業員へのまかないに出すお料理の優しいこと。料理は愛情だっていうけれど、イタメーニョさんの技術に上乗せされた優しさや思いやりが温かく満たしてくれます。
みんなが寝静まった頃、街を上から見下ろした絵に、レストランに来たお客様たちのお部屋だけが明かりが灯り、幸せに一日を終えている様子を見せてくれていて、こちらまで幸せな気持ちになりました。
さて、レストランのメニューですが、花嫁さんのスープ、森のきのこどっさりソテー、ほっくり栗のグラタン、そば粉のガレット、鶏肉のチリンドロン煮、ヤンソンさんの誘惑、穴の中のヒキガエル、ミートボールサワークリームソース、本日の魚のポワレ、オリーブの砂糖漬け、ふんわりメレンゲのケーキ、王様のケーキ、レモンバターケーキ、丸ごとりんごのパイ、うっとりハニースペシャル、フレッシュりんごジュース、魅惑のフルーツポンチ、おまかせ、とあります。何がどうしてそうなった?!といういくつかのネーミングも気になりつつ、見開き部分で確認できますのでそれもお楽しみに!

ページ数:32ページ
読み聞かせ時間:7分



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