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ずっとずーっと動いているよ〖絵本〗じかんがどんどん



じかんがどんどん表紙
じかんがどんどん
作・絵:ジェームズ・ダンバー 
訳:せなあいこ
出版社: 評論社


じかんがどんどん1

『じかんがどんどん』あらすじ


目で見ることも、耳で聞くことも、手で触ることも、匂いを嗅ぐこともできないけれど、感じることはできて、いつもぼくらと一緒にいるもの…。
世界ができる前からあった古いもので、今までずうっと続いてきたもの。そしてこれからもずうっと続いていくもの…。
流れ星が流れる速さ、カタツムリのゆっくりした動き、花が育つのにかかる長さも計れるもの…。
どれくらい昔に恐竜がいたのか、誕生日まであと何日か教えてくれるもの…。
それは、時間。

心臓が1回トックンとすると、1秒とちょっとの時間。
心臓が10回トックンてする間に何ができる?
心臓は休むことがなく、いつもトックントックン動き、時間も一緒に過ぎていく。
やっかいなのは、心臓はいつも同じスピードで動いていない。
走ったとき、静かにしてるとき、早くなったり遅くなったりする。
これじゃ、時間がきっちり計れないね。
時計は時間を計るのに一番便利だ。
時計は秒、分、時間の単位で時を計ってくれる。
秒はすごく早い時間を表す。
1秒間はちょうどくしゃみの長さで、2秒間は高い木の枝からりんごが落ちるのにかかる長さ。

60秒経ったら1分間。1分あったら何ができる?
2分間喋ると大体200~300の言葉を喋っているし、4分か5分あればお風呂いっぱいの水が空っぽになる。

60分経ったら1時間になるよ。
1時間あれば、大抵の人は3キロ~4キロは歩ける。
1日にご飯を食べるのにどれくらい座ってると思う?全部足したら2時間以上になるんだよ。

24時間経つと1日になる。1日の間には朝、昼、夕方、夜の時間がある。
眠ってる間にも時間はチックタック過ぎている、そんなことは感じないけどね。
目が覚めたら朝で、また新しい1日が始まるんだ。
日にちを数えるにはカレンダーを見ればいい。7日あるよね?
毎日いろいろ違ったことをする、同じこともやるけどね。

7日間が1つにまとまると1週間になる。
1週間の次の単位は月。1ヶ月はだいたい4週間だ。
カレンダーを見ると、12の月があって、順番にやってくる。君の誕生日は何月かな?
楽しい行事のある月が他にいくつもあるはずだよ。

12ヶ月でひとまとまり、これが1年だ。
12ヶ月が過ぎると、世界も1つだけ歳をとる。
1年というのは…、大体3153万と6000秒。
ということは、52万5600分。
ということは、8760時間。
ということは、365日。
ということは、52週間。
ということは、12ヶ月。
ということは、1年。
1年が終わると次の1年が始まる。新しい年が始まると、新しい数字で呼ぶわけだ。
10年でひと時代、100年で1世紀だ。

時間が移っていくのは周りのものからもわかる。それが季節。
1年には4つの季節があって、毎年毎年同じように4つの季節が巡っている。
時間が毎年過ぎていくと、何だって少しずつ歳を取る。
でもそれらはカレンダーでは計り知ることはできない。ぼくらの時間の感じ方で考えなくちゃいけないこともある。
恐竜が地球上にいたのは昔、君が赤ちゃんだったのは何年か前の時間。
君がこの本を読み終わるのはもう少しだけ先の時間、それは未来。
君がこの本を読んでいる時間は、今。
時間はずうっと動き続けている。

じかんがどんどん2

『じかんがどんどん』感想


時計の読み方に興味を持ち始めた5歳息子のチョイス。5歳くらいの子にタイムリーな本だと思います。
時間を説明するのにいい入り方だし、本文以外にもうんちくがたくさんあって、それが楽しいです。
秒、分、時間、日…と時間はどんどん規模が大きくなっていくけれど、その補足がたくさんあって本当にわかりやすいし、改めて知らなかったことが知れる。3週間で髪の毛は約1センチ伸びるとか、食事の時間を全部足すとどのくらいとか、へぇ~!って思いながら読み聞かせました。
1年を秒数にしたとんでもない数字や世紀の話は子供にはちょっとわかりづらいかな?と思ったけど、なかなか面白い説明ですよ。それからお話の終着点がすごく良かった!まだやってきていないたくさんの時間、未来が未知であるという時計の上に乗ったイラストがとても好きでした。
ちなみに息子の感想は、「めちゃくちゃわからなかった」と。タイムリーではあるけれど、完全に理解するのはまだ先ということですかね。再読決定です。

じかんがどんどん3

時間って不思議だな


時間を語るのに十分すぎるくらい充実した内容です。まずは1秒から、これは心臓が1回トックンする長さ。「10回トックンする間にカタツムリは手の長さ分進める」「25回トックンする間にアリは本を2ページ分走りぬける」「15秒の間にハエは500回も羽をパタパタさせられる」など、具体的例を上げていくつも説明しています。
どんどんどんどん大きくなっていき、ちょっと難しい「世紀」のお話は、1年1年の時間がみんな箱に入っていて、その箱がこんなふうに積んであるとしたら、10年でひと時代、100年で1世紀、とルービックキューブのような箱の絵で説明していて、なるほどなと思いました。
他にもカレンダーでは知ることができないこと、物の傷み具合で古さを想像するなど、時間を感じ取るということまであり、時間を大雑把に捉えた上で概念を越えて想像することまで最後に取り入れてあるので興味深い。改めて「時間」ってすごい!深い!と思える内容です。
カレンダーを見ても、季節を考えても、乱すことなく順番に巡っていて、それはずっと昔・過去から今・現在を経て未来へと続いている、そんな果てしない「時間」を考える面白い絵本です。

ページ数:31ページ
読み聞かせ時間:12分



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