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ガーデニングがしたくなる!〖絵本〗エディのやさいばたけ



エディのやさいばたけ表紙
エディのやさいばたけ
作・絵:サラ・ガーランド
訳:真木文絵
出版社: 福音館書店


エディのやさいばたけ1

『エディのやさいばたけ』あらすじ


畑仕事をするママにエディが言いました。
「ぼく自分の畑を作ってもいい?」
「あら、素敵ね」と、ママが言います。
ママとエディと妹のリリーはさっそく買い物リストを作り、みんなでガーデンショップへ出かけました。
そして色々な種と、ふかふかの土と、植木鉢を買いました。

家に帰るとエディは、野菜や花はどうやったら育つのだろうと思いました。
ママに聞くと、野菜もエディと同じようにごはんをいっぱい食べて育つと言いました。
ごはんは土から、飲み物は雨から、たっぷりの空気と太陽の光でぽかぽかいい気持ちになりながら大きくなるのだと教えてくれました。

「よおし、やるぞ~!」
エディは張り切って土を掘り、雑草を掘り起こしました。
ミミズもたくさん顔を覗かせています。
土を平らにならして、木の棒で線を引き、そこにエンドウ豆を並べたら丁寧に土をかけます。
それからみんなで長い枝を集め、土に刺して束ねました。
ツルが絡むと素敵な秘密基地になりそうです。
エディは枝に沿ってインゲンの種をまき、じょうろで水をあげました。

その日の夜、ママは『ジャックと豆の木』のお話を読んでくれました。
エディもジャックみたいに、ぐんぐん伸びたツルを登っていったら空の雲に手が届くかな?と思うと、もっともっとたくさんの種をまきたくなりました。

次の日は、植木鉢や種まき箱、ヨーグルトのカップ、空き缶、古い靴にも種をまきました。
ひまわり、きんせんか、ナスタチウム、ブロッコリー、スイスチャード、トウモロコシ、かぼちゃ…。
そーっと種をまき、土をかけます。
妹のリリーは、植えたばかりの種を大きくなったかともうほじくり出しています。

雨の日と晴れの日をくり返し、何日か経つとたくさんの芽が出揃いました。
エディは水やりや草取りを頑張りました。
そして根が深く伸ばせるように、広い畑に引っ越しをしました。
畑の真ん中に植えたひまわりの苗は、何週間かするとエディの背を追い越し、特大の黄色い花が咲いたのです。

「こりゃ すごいぞ!」
遊びに来たおじいちゃんが、エディの畑を見てびっくり仰天!
畑にはいろいろな生き物もいます。
レタスを食べる芋虫は小鳥に食べられ、アブラムシはテントウムシに食べられ、土を這い回るミミズは土をかき混ぜてくれます。
でもナメクジは庭中を食べつくしてしまうとおじいちゃんが言うので、エディは心配になりました。

夜になると、今頃ナメクジが畑で食事してるかと思うとエディは居ても立っても居られず、懐中電灯を持ってナメクジを捕りに行きました。
見つかったナメクジはなんと16匹。
でもこれで安心して眠れます。

ピクニック日和のよく晴れた日、みんなで畑に出て、大きくなったエンドウ、にんじん、レタス、トウモロコシ、かぼちゃを収穫しました。
採れたかぼちゃの種は、来年まくために取っておきます。

エディの畑は大賑わい。
小鳥たちはひまわりの種を食べにやってきて、蜂と蝶は花の蜜を楽しみ、虫も忙しそうに動きまわっています。
畑でみんなで食べるお昼ごはんは、とても気持ちの良いひとときでした。
枝を束ねた秘密基地も、すっかりツルが伸びています。
食事の後、エディとリリーは秘密基地でのんびり過ごすのでした。

エディのやさいばたけ2

『エディのやさいばたけ』感想


エディは母親の畑仕事を今まで興味深く見てきたんだろうなぁ。畑に男手があるって頼もしい。
妹のリリーはミミズを見ても口に入れてしまおうとするわ、畑に寝そべって水をかけてもらおうとするわ、いちいち「おっ!」となる要注意人物(笑)。いつも近くにいて、ちょこちょこ何かやっていて、とにかくミミズが大好きなのがおかしくてかわいいです。
そんな妹に優しいエディ、仕事ができるエディがかっこいい。ナメクジを捕るのに夜中に懐中電灯を持って付き合ってあげたお母さんも素敵です。種の植え方から植木鉢のアイデア、苗の引っ越しなど、知らないとそこまでできないし、大変な仕事なのでつくづくすごいなーと思いっぱなしでした。
おじいちゃんがビックリしたエディの畑はきれいに植物が整列されていて本当にすごい。自分で収穫したものを庭で食べるのは羨ましいなと思いました。

エディのやさいばたけ3

かなり実用的!


ボリューム大のガーデニング絵本。この絵本を読んで、野菜作りがしたくなったときにも優しい、野菜の育て方が12種(種のまく時期や環境、収穫時期、育て方のコツなど)が巻末にまとめられています。
12種は、ニンジン・レタス・ナスタチウム(金蓮花)・タマネギ・エンドウ・きんせんか(ポットマリーゴールド)・カボチャ・インゲン・茎ブロッコリー・ひまわり・トウモロコシ・スイスチャード。他に、「土」、「種・種まき」、「コンテナ栽培」、「室内栽培の楽しみ」、「害虫」、「注意事項」のコラム。これらが本編32ページの後4ページ分あります。
見開き部分にも芽が出て双葉から本葉になる工程のかわいいイラスト付き。全体を通して緑の多い絵本です。
なぜこんなに詳しいのかと思ったら、絵本作家のサラ・ガーランドさんは子供時代からハーブや植物に感心を持ち、ハーブ関連の著書もあるそう。また、訳者の真木文絵さんは童話作家の他、園芸&野菜エッセイストでもあるそうなんです。これは単なるお話の本ではなく、実用的な本として大いに役に立ちそうです。
親子で楽しくガーデニングをするのにぴったりな絵本。野菜作りの楽しさが詰まっています!

ページ数:32ページ
読み聞かせ時間:9分

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