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おへそのあなから見える見える〖絵本〗おへそのあな



おへそのあな表紙
おへそのあな
作・絵:長谷川義史
出版社: BL出版


おへそのあな1

『おへそのあな』あらすじ


小さな小さな赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいます。
逆さまになって。

お母さんのおへその穴から見えるよ…聞こえるよ…

お兄ちゃんは「生まれてくる赤ちゃんにあげるんだ」と、ロボットを作っています。

お姉ちゃんは「赤ちゃんが生まれてくるころに綺麗な花を見せてあげる」と、植木に水をやっています。

お父さんは「きみの歌を歌ってあげる。早く元気に生まれておいで」と、ポロロン ポローン楽器を弾いています。

おへその穴、見てないときでも匂うよ…お母さんの作るごはん。

「赤ちゃんが元気に生まれてくるようにバランスよく食べるのよ」と、お母さん。

おへその穴、いろんな声が聞こえるよ…

名前を考えるお父さんの声。
お腹を蹴ったと報告するお母さんの声。
赤ちゃんを楽しみに待つおじいちゃんおばあちゃんの声。
お父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃんの会話。
風の音。
波の音。
鳥の声。
花の咲く音。

“おいで おいで 生まれておいで……”

そしてその夜、おへその穴から聞こえないように言いました。

「あした うまれて いくからね」

おへそのあな2

『おへそのあな』感想


最後の、お腹の中にいる赤ちゃんからのメッセージが胸にじんわりと響きます。生まれてくる日はお母さんにはわからない、赤ちゃんの意志で出てくるんですものね。「まだかな~まだかな~」と待ってた日々を思い出しました。
今でも充分感動できるけど、妊娠中、お腹の大きいときに上のお兄ちゃんと読みたかったなと思いました。お兄ちゃんも私も、そうしたらもっともっとお腹に話しかけてあげてたかもしれないなと。
お兄ちゃんの感想は、「何で逆さまに見えてるの?」やっぱりそこですよね。赤ちゃんはどんな風にお母さんのお腹の中にいて、どんな景色が見えるのか、この絵本で学ぶことができたようです。それから家族も、おじいちゃんおばあちゃんまでみんなが、生まれてくることを楽しみにしていたんだよってことが伝わってくれたらいいなと思いました。

おへそのあな3

これから赤ちゃんを迎える家族へ


お母さんのお腹の中にある小さな命。
ちゃんと見えています、聞こえています。おへその穴から。
おへその穴から見えるお兄ちゃん、お姉ちゃん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、赤ちゃんのためにいろいろ準備をしているのですね。お母さんは穴からは見えないけど、お母さんの声や匂いはちゃんと感じてる。何してるのかなぁって、赤ちゃんはその本当の意味を知らないけど、家族の愛に答えるかのように、最後にひとこと言うんです。「あしたうまれていくからね」
最初から幸せいっぱいのほかほかした絵本ですが、最後は号泣ものです。涙なしに読めないのは大人のほうでしょう。赤ちゃんはこんな気持ちで生まれてくる日を選んでくれたんだと思えて、嬉しくて何ともいえない気持ちになりました。
絵本は出産前夜で終わっていますが、絵本を閉じた後に「生まれてきてくれてありがとう」とわが子に言いたくなります。

ページ数:32ページ
読み聞かせ時間:3分

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