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おばけじゃないよ!おそうじ名人現る〖絵本〗ぐりとぐらのおおそうじ



ぐりとぐらのおおそうじ表紙
ぐりとぐらのおおそうじ
作:中川李枝子
絵:山脇百合子
出版社: 福音館書店


ぐりとぐらのおおそうじ1

『ぐりとぐらのおおそうじ』あらすじ


ぐりとぐらの枕元にカーテンの隙間から朝日が差し込んできました。
ぐりとぐらは窓を開け鼻をふむふむと動かすと、春の匂いがします。
窓からお日さまの光が部屋いっぱいに広がって、隅から隅まで明るくなりました。

朝ごはんを食べていると、部屋の中がホコリだらけなことにびっくりしたぐりとぐら。
2匹は「今日の仕事は大掃除」と決めました。

♪おひさま ぽかぽか うれしくて ほこりも ふわふわ おどってる
 ぼくらは これから おおそうじ♪

ぐりとぐらはチョッキを脱いで腕まくりをし、マフラーで鼻と口を隠し、ゴーグルをかけて帽子をかぶると、スキーのときと同じ格好になりました。
ぐりとぐらが掃除道具を出してくると、ほうきもはたきも雑巾もボロボロで使い物になりません。
ぐりがどうするか考えていると、ぐらが「ぼろきれで作ればいい」と、穴の開いた服や古いタオルやカーテンがいろいろ入った袋を引っぱり出してきました。

ぐりは雑巾になるために靴下を3枚重ね、穴あきセーターと破れズボンと手袋を身につけカーテンを巻きつけると、お腹やおしりや背中で滑りました。
「えへん、ぼくはぞうきん名人」
ぐらはほうきになるためにシャツやタオルを束にして足にくくりつけて歩き、ごみを集めました。
「えへん、ぼくはほうき・はたき」
ぐりとぐらは歌いながら家中を掃除しました。

そこへ、うさぎのギックが窓の外から「そこにいるの誰?」と声をかけました。
ぐりとぐらが「雑巾だよ」、「ほうき・はたきだよ」と答えた途端、ギックは原っぱへとんで帰りました。
「たいへん!ぐりとぐらの家に雑巾おばけとほうき・はたきおばけがいた!」とうさぎたちへ報告すると、みんなを連れてもう一度ぐりとぐらの家に戻ってきました。
そーっと家の中を覗いていると、ぐりとぐらが言いました。
「大掃除は済んだからもういないよ」
「きれいになったとこ見ていって」

うさぎたちは体についたごみを取りっこして、玄関マットで足もきれいに拭いてから家の中に入りました。
まあ、なんてきれいになったんでしょう。
おまけにちょうどおやつの時間。
特別おいしいぐりとぐらのにんじんクッキーをみんなで食べました。

ぐりとぐらのおおそうじ2

『ぐりとぐらのおおそうじ』感想


大掃除といえば年末の大仕事のイメージが強いだけに、春になってからの大掃除が新鮮でした。
季節変わりの大掃除、格好はスキーみたいな冬を感じさせますが、大掃除が終わって窓を開放してのおやつの時間はとっても清々しくて気持ちが良さそうですね。原っぱで遊んでいるうさぎさんたちも色違いのチェックの風通しがよさそうな服を着て窓際に並ぶ後ろ姿のかわいいこと。ここでも春を感じました。
もう着れなくなった服も大事にしまっておき、これでもかというくらい厚着して、全身使ってお掃除するぐりとぐら。小さいのにとっても働き者です。にんじんクッキーを用意していたのはうさぎさんたちが戻ってくるとお見通しだったのかな?いつもおもてなし上手なぐりとぐらは、やっぱり食べ物を囲んでいるシーンが一番好きです。

ぐりとぐらのおおそうじ3

楽しくやれば、掃除も早い?!


タイトルだけ見ると春の絵本とは感じにくいですが、1ページ目から爽やかな気分に包まれます。色とりどりの花柄のカーテン、涼しげなストライプのパジャマ、明るいお部屋。今日はどんな1日が始まるんだろうとワクワクしてきます。
朝ごはんを食べる2匹もとってもかわいい。けれどお部屋はほこりがちらほら…。そうだ!大掃除をしよう!と決めたぐりとぐらですが、なぜか道具はボロボロ。そこで2匹は取っておいたぼろきれを引っぱり出してきます。
大変な大掃除も、おかしな格好でそれでも名人だと得意げに自ら掃除道具になるぐりとぐらが楽しくてかわいくて、こんなに陽気な気分で掃除できたらどんなにいいでしょう!
ちゃんと15時までに終わらせてお客さんを呼ぶぐりとぐらはさすがですね。きれいなお家に入るときはちゃんと服や足の汚れを取ってから、といううさぎさんたちの心構えも素晴らしい。掃除を楽しくするアイデアやきれいな部屋は気持ちがよいということを学べる絵本です。

ページ数:32ページ
読み聞かせ時間:5分

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