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雪について知ろう!やさしい科学絵本〖絵本〗あっ!ゆきだ



あっ!ゆきだ表紙
あっ!ゆきだ
作:フランクリン・M・ブランリー
絵:ホリー・ケラー
訳:たかはしつねや
出版社: 福音館書店


あっ!ゆきだ1

『あっ!ゆきだ』あらすじ


夜になって、雪が降ってきた。
しんしんと降り積もる雪は朝になっても降り止まない。
芝生も木も屋根もすっかり雪に覆われて、何もかも静まり返っている。
空には広がった雲の中で、小さな粒が動きまわって集まって何かが作られている。
とうとう落ちてきた何か…。
あっ、雪だ!
手袋やコートに受けた雪をよく見ると、1つ1つが雪の結晶。
あっ、六角形だ!
湿った雪はくっつきやすい。
雪玉を作って雪合戦をしたり、雪だるまを作ろう。
乾いた雪はふわふわでさらさら。
歩くときゅっきゅっと音がするし、蹴り上げると舞い上がってキラキラしている。
雪の中を走り回ったり転げ回ったり、スキーやそり滑りも楽しい。
でも、雪遊びは楽しいけど、雪は何かに役立っているの?

地面で冬を越す植物には、毛布みたいに雪が覆う。
植物は寒さから守られ、凍ってしまうことはない。
土の中で過ごすミミズやネズミ、モグラ、シマリスは、雪の毛布のおかげで暖かくしていられる。
雪が本当に毛布の役割をしているか確かめてみよう。

温度計を2本用意して、寒い日に雪の中と直接太陽の当たらない場所の温度を比べてみると、雪の中の方が温かい!
雪は植物や動物を寒さから守ってくれている。
雪は人も守ってくれる。
ずっと北の方の人たちは雪の家を作ることもあった。

雪は他にも役立っている。
雪解け水は小川となり川となるし、太陽で温められた雪が土に染みこみ植物をどんどん大きくする。

けれども雪が降って困ることもある。
積もった雪が動物たちの食べ物を隠してしまったり、雪が深いと動物や自動車が身動きできなくなることもある。
春になってたくさん積もった雪が急に解けだすと、小川があふれ町全体が水浸しになってしまうこともある。

雪で困ることもあるけれど、雪の中を転がったり走ったり、スキーやそり滑りの雪遊びはとっても楽しい!
雪は川のもととなり、小川や川になる。
雪は植物や動物や人にも役立っている。
あなたにも、わたしにも。

あっ!ゆきだ2

『あっ!ゆきだ』感想


雪にまつわる物語ではなく、雪そのものに焦点を当てた科学絵本というものに近いと思います。
雪は子供にとっては楽しいもの、大人にとっては多少厄介なものです。そんな雪は何かの役に立ってるの?その答えが実験を交えながら描かれているので説得力がありました。雪の毛布という表現は想像すると凍るほどの冷たさを感じますが、毛布として温かさを保っているというのが驚きでした。
雪が降る地域に住んでいますが、そういえば雪の結晶なんてしばらく見ていない…。子供のころきちんとした六角形をした雪の結晶に少なからず感動したことを思い出しました。

あっ!ゆきだ3

絵本はやさしく、最後はきちんと解説


男の子と女の子が雪に触れながら、雪に興味を持ちながら疑問に思ったことを1つずつ解き明かしていく内容となっています。
ページの最後に疑問と共に○○してみようという一文があるので、ページをめくる前に想像してみるのも楽しいかもしれません。
雪は何かに役立っている、だけど困ることもたくさんあるという内容が上手くまとめられています。
絵で詳しく、というよりはやわらかい印象なのでやさしい科学絵本、ですが!巻末見開き2ページには“雪についてもっと知ろう”というコーナーがあります。
①雪は雨が凍ってできるの?②雪を作る小さな粒ってどんなもの?③雪はとけると水になるけれど、冷蔵庫に入れても元に戻らないのはどうして?④雪は夏でも降るの?⑤野菜を雪の下に埋めておくって本当?⑥雪は食べられるの?⑦雪の結晶にはどんな形があるの?
これらの答えが「ゆきのせんせい」という方によって解説されています。雪の結晶については、白黒ですが写真もありわかりやすかったです。

ページ数:32ページ
読み聞かせ時間:7分

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