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道具がない?行けば何とかなるって!〖絵本〗こぶたのブルトン ふゆはスキー



こぶたのブルトン ふゆはスキー表紙
こぶたのブルトン ふゆはスキー
作:中川ひろたか
絵:市居みか
出版社: アリス館


こぶたのブルトン ふゆはスキー1

『こぶたのブルトン ふゆはスキー』あらすじ


「冬はやっぱり、スキーでしょう」
ブルトンはテレビを見てそう思いましたが、ブルトンにはスキーの板もスキーウェアもありません。
あるのはちゃんちゃんこと毛糸の帽子だけ。
これでは誰かに借りるしかないようです。

そこでブルトンはいたちのアンドレのところに行って、「スキーに行きたいんだけど、一緒に行かない?」と誘いました。
アンドレは、「道具も何もなくても、行けば何とかなるって」と言いました。
アンドレのことをしばらく待っていると、スキーウェアでばっちりきめたアンドレが現れました。
ブルトンは、「アンドレばっかりずるい」と思いましたが、行けば何とかなると念を押されました。

駅はスキー客でごった返しています。
やっぱり道具のないスキー客はブルトンだけのようです。
そのとき、「スキーのことなら任せなさい」と言う、だるまのタカサキさんに出会いました。
タカサキさんは列車の中でせっせとこたつを組み立てて、その上に鍋を置いておしるこを作り出しました。
そしておしるこをブルトンとアンドレに差し出すのです。
そのとき、「そのおしるこ、待った!」という声が。
見上げるとそこに皇帝ペンギンが立っていました。
「スキーを持ってないブルトンよりも、俺に食わせろ」と言うのです。
そしていきなりこたつに入ろうとしたので、これにはタカサキさんが赤い顔をもっと赤くして怒りました。
「何て口のききかたでぃ!」
するとペンギンは「俺は皇帝だからな」と言います。
タカサキさんは、その偉そうな口の利き方を怒ると、他の客も「そうだ、そうだ」と一斉に拍手しました。
するとペンギンも急に態度を変えて、大きかった姿はお椀くらいに小さくなってしまいました。
4人でおしるこを食べ、その後はトランプで盛り上がりました。
一番勝ったのはブルトンで、一番負けたのはペンギンでした。
ペンギンは素直に負けを認めると、みんなを城に招待すると言いました。
ペンギンは皇帝なので、お城に住んでいたのです。

終点の雪国駅では、高級リムジンの迎えが待っていました。
もうみんな嬉しくて、乗りこむなり“リムジン”と窓ガラスに書いてしまいました。
リムジンは左右の窓からスキーのストックを出して、運転手がよいしょと漕いでいきました。

ペンギンのお城の庭はスキー場でした。
お城に着くと、ジャンプ競技の真っ最中。
すると場内アナウンスが聞こえてきました。
「次はゼッケン42番、こぶたのブルトンです」
会場が大歓声の中、ブルトンはヘルメット、ゴーグル、スキーウェアを着けて、みんなに押されるようにしてジャンプ台に上がりました。
そのとき、片一方のスキーが誤って下に滑り落ちてしまい、それを取りに行こうとしたタカサキさん、タカサキさんを助けようとしたアンドレとブルトンが一緒に滑り落ちていきました。
「よーし、こうなったらみんなで跳ぶぞー」
3人がジャンプ台を跳んだとき下からいい風がピューっと吹いてきて、観客席を通りこし柵の向こうに着地しました。
最高記録です!
表彰台に乗ったブルトン、アンドレ、雪だるまは、3人でシャンペンをかけ合いました。
すると雪だるまが溶けて中からタカサキさんが出てきました。
「タカサキさんだったんだぁ」
「早く気がついてくれよぉ」
タカサキさんは真っ赤な顔で笑いました。

こぶたのブルトン ふゆはスキー2

『こぶたのブルトン ふゆはスキー』感想


以前に『こぶたのブルトン あきはうんどうかい』を読んでいますが、この回でタカサキさんとブルトンたちは初対面なのかな?
『あきはうんどうかい』のときも思いましたがタカサキさんが目立ちすぎて、タカサキさんに持っていかれちゃってるような気がします。
皇帝ペンギンの態度の変わりようも面白かったです。それまでは割と普通の口調のタカサキさんが、偉そうなペンギン相手に「てやんでぃ!」な口調になるのが読んでて楽しかったです。こりゃまずいと思ったペンギンがお椀くらいの大きさに縮んでしまうくだり、子供にはこの面白さが伝わるかな?私は吹いてしまいました(笑)
他にもツッコミどころというか面白い箇所が文からもイラストからもたくさんあって、こぶたのブルトンシリーズ面白いです!

こぶたのブルトン ふゆはスキー3

はちゃめちゃな展開


こぶたのブルトンシリーズ、『はるはおはなみ』、『なつはプール』、『あきはうんどうかい』、そして『ふゆはスキー』です。そのシリーズ第一作目と思われます。
こぶたのブルトンといたちのアンドレは友達同士、そこにだるまのタカサキさん(名前テイストが1人だけ違う)と出会い、3人組となって色々やらかします。
ブルトンがこの中で一番まともでしょうか、とにかく登場人物がちょっと変わった人たちばかりでおもしろいです。個性がぶつかり合ってます。スキー会場に着いて、普通にスキーなんてさせません(笑)
わちゃわちゃとお話が進み、なのに最後は優勝というハッピーエンドに収まる、何ともぶっとんだ展開で笑わせてくれます。

ページ数:32ページ
読み聞かせ時間:9分

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