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日本の食卓に欠かせない「お豆腐」を知ろう〖絵本〗おとうふやさん



おとうふやさん表紙
おとうふやさん
作・絵:飯野まき
出版社: 福音館書店


おとうふやさん1

『おとうふやさん』あらすじ


みっちゃんとお母さんがお豆腐屋さんで買い物をしていると、みっちゃんは店先で大きな桶を見つけました。
桶の中には水につけられた大豆がいっぱい入っています。
お店のおじさんに、「これが全部明日の豆腐になる」と聞いてみっちゃんはびっくりしました。
かじってみると、大豆はまだとても硬かったのです。
お店に並んでいる厚揚げや油揚げもみんなこの大豆からできていると聞いて、みっちゃんはもっとびっくりしました。
お店の人に誘われて、お豆腐作りを見せてもらうことにしました。

次の日、みっちゃんとお母さんは早起きして商店街にやってきました。
暗くしんとした中に1つだけ灯りのついたお店がお豆腐屋さんです。
「おはようございます」と店に入っていくと、奥には見たこともない道具や機械でいっぱいでした。
昨日水につけておいた大豆は膨らんで軟らかくなっていました。

まずは大豆を水と一緒にすりつぶすところから始まります。
豆腐作りにはおいしい水が大切なので、井戸水を使います。
臼と言う機械で大豆がどろどろにすりつぶされ、管を通って煮釜の中へ。
熱々に煮えた大豆は管を通ってしぼり機へ流れていきます。
ここで豆乳とおからに分けられます。
しぼりたての豆乳は甘い匂いで、味はお豆腐の味に似ていました。
この豆乳ににがりを入れると固まります。
大きな型箱に水で溶いたにがりを入れた豆乳を流し込んで作るのは、絹ごし豆腐。
木綿豆腐を作るには、豆乳をかき混ぜながらにがりを入れ、プリンみたいに固まり始めたら穴の開いた型箱の内側に木綿の布をはります。
固まりかけた豆乳をくずし型に入れ、すだれを敷いて押しぶたをし、重しを乗せて水けを抜き様子を見ます。

店の奥からは香ばしい匂いと揚げ物の音がしてきました。
薄切りにして水を切った豆腐を揚げると、厚揚げや油揚げに大変身。
水を切った豆腐に野菜やごまを混ぜて揚げたら、がんもどきになります。

そろそろ豆腐もできあがる時間。
水の中で型箱をひっくり返すと、とっぷんとっぷん待ちに待った絹豆腐のでき上がり!
木綿豆腐は布の跡が付いて、絹ごし豆腐より硬いのです。
それからおじさんは真剣な顔で豆腐を切り分けました。

いつの間にか空は明るくなって、朝日を浴びて豆腐はキラキラしています。
お豆腐屋さんがお店を開ける時間です。
開店後も、おじさんは道具や機械を洗ったり干したり忙しそうにしています。
みっちゃんとお母さんは出来立てのお豆腐を買うと、お礼を言って家に帰りました。

朝ごはんは豆腐づくし!
冷や奴、がんもどきの煮物、豆腐と油揚げの味噌汁、豆腐サラダ、焼いた厚揚げ、おからの煮物…。
みっちゃんは、「これ全部大豆からできてるんだよ」とお父さんに得意げに話します。
出来立ての豆腐は軟らかくて甘くて、口の中でとろりと溶けてしまいました。
「出来立てのお豆腐、またお豆腐屋さんに買いに行こうね!」

おとうふやさん2

『おとうふやさん』感想


お豆腐屋さんが朝早いことは知ってましたが、みっちゃんよく起きれたなぁ。お店に着いたときの時計を見るとAM4:45!!みっちゃんの好奇心に感心しますが、毎日こんなに朝早くから作業しているお豆腐屋さんには頭が下がる思いです。それに、冬場はどんなに大変なことか。冷たい水に浸しながら豆腐を切ってるんですからねぇ。きれいな水に対するこだわりも、固まり具合の見極めも職人のなせる業ですね!
私は出来立てのお豆腐を食べたことがないので、お豆腐屋さんのお豆腐食べてみたくなりました。買いに行くのも朝早くですね!豆乳が苦手なんですが、開店後店先で豆乳を立ち飲みする出勤途中のサラリーマンが笑えます。『一日一杯できたて豆乳!』やはり健康にいいんでしょうか…心動かされそうです。街のお豆腐屋さんに通う近所の人の温かさも見れて、お豆腐屋さんを応援したくなります。

おとうふやさん3

食べ方はいろいろ


表紙のずっしりとした木綿豆腐、冷たい水に浸った赤い手、ひゃ~冷たそう!!
豆腐はスーパーやコンビニでも売ってますが、街のお豆腐屋さんが朝早くから手間暇かけて作った豆腐や豆腐の仲間を食べてみたくなるでしょう。
みんながまだ寝ている暗いうちから、お豆腐屋さんの一日は始まります。大きな機械でボトッボトッ、ごんごん、ぐらぐら、プシュープシュー、ジャババババー!ザザザザー!お店の中はあっという間に湯気でいっぱい。そしてジュウジュウ、パチパチという揚げ物の音も聞こえてきます。
豆腐の作り方、油の温度まで丁寧に描かれていて、作ってるおじさんは真剣そのもの、繊細なお豆腐作りを見ることができます。
今はなかなか見られなくなった街のお豆腐屋さんと、出来立てを楽しみにしているお客さん、あったかい商店街の様子も描かれています。
そして、朝食のテーブルに並べられた豆腐料理の豊富なこと!日本の伝統食品『お豆腐』の食べ方と可能性が広がります。

ページ数:28ページ
読み聞かせ時間:8分

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