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これは…おめでたですね!〖絵本〗アントンせんせい あかちゃんです



アントンせんせい あかちゃんです表紙
アントンせんせい あかちゃんです
作・絵:西村敏雄
出版社: 講談社


アントンせんせい あかちゃんです1

『アントンせんせい あかちゃんです』あらすじ


アントン先生が営む動物病院には、毎日いろいろな動物がやってきます。
ある日、ブタのブータさんとブーコさんの夫婦がやってきて言いました。
「先生、このごろブーコのお腹が大きくなってきたんですけど、食べすぎでしょうか?」
そこでアントン先生が診察をして言いました。
「ふむふむ、おやおや、あれあれ、これは……おめでたですね!」
ブータさんとブーコさんは大喜びです。

おめでたとは、お腹に赤ちゃんができたということ。
診察に来ていたタヌキの坊やは、ブーコさんのお腹に赤ちゃんがいることにびっくりしています。
「赤ちゃんはお腹の中でお母さんから栄養をもらって大きくなって生まれてくるんですよ」と、アントン先生は言いました。

診察の帰り、タヌキの坊やはブーコさんの体を心配しながらブーコさんの手を引いて歩きました。
途中で会ったワニさんたちにも、ブーコさんのおめでたは祝福されました。

ブータさんとブーコさんが家に着くと、赤ちゃんのことを想像して幸せな気持ちになりました。
それからブータさんは赤ちゃんのベッドを作り、ブーコさんは赤ちゃんの洋服を作りました。

ブーコさんの家にはお客さんもやってきます。
ヤギさんは「たくさん食べて栄養を取って」と、畑で採れた野菜を持ってきました。
ワニさんは「お腹の赤ちゃんにプレゼント!」と、手作りのテディベアを持ってきました。
みんなが赤ちゃんの誕生を楽しみにしています。
ブータさんとブーコさんは、どんどん大きくなるお腹の赤ちゃんに毎日話しかけました。
「おーい、赤ちゃん元気ですか?」
「お父さんですよ」
「お母さんですよ」
……

しばらくして、ブーコさんがごはんの支度をしていると急にお腹が痛くなりました。
アントン先生に診てもらおうと、ブータさんはブーコさんをおんぶしようとしましたが、お腹の大きいブーコさんはとても重かったのです。
すると、やってきたタヌキの坊やがみんなのことを呼びに行きました。
次々と助けに集まってきた動物たちがブーコさんを担いで病院へ急ぎます。

アントン先生の病院に着いたときには、ブーコさんはとっても苦しそうにしていました。
ブータさんは手伝うため診察室に残り、他のみんなは診察室の外で待ちました。
ブーコさんのことも、赤ちゃんのことも、みんなが心配しています。

すると、ブウ~ ブウブウ~ ブブブ ブウ~と、声が聞こえてきました。
アントン先生がみんなを中へ呼びました。
「無事に生まれましたよ!」
ブーコさんの隣には7匹の赤ちゃんがいます。
「やったーやったー、赤ちゃんだ!」
ブータさんとブーコさんは、お父さんとお母さんになりました。
「おめでとう!」

アントンせんせい あかちゃんです2

『アントンせんせい あかちゃんです』感想


赤ちゃんができたってとっても喜ばしいことですよね。それは動物も同じ、タヌキの坊やが気遣ってくれたり、周りの動物たちから祝福されたり、みんなが赤ちゃんを楽しみにしてくれる様子がこちらまで嬉しくなりました。赤ちゃんが生まれるまでにとベッドを作るお父さん、洋服を作るお母さん、お腹に毎日話しかける幸せな時間いいですねぇ。てっきり1匹だけかと思ったら、あらあら7匹も!どうりでブーコさんのお腹大きすぎると思ってました。一度に何匹も産む動物のお産はつくづくすごいなと思います。

アントンせんせい あかちゃんです3

リアルすぎないのがいい


アントン先生は獣医さん。お腹の大きいブーコさんに「おめでたです!」と告げ、そして終盤産気づいたブーコさんに処置をしますが、お話のほとんどは妊娠したブーコさんを取り囲むお話となっています。
「おめでた」と聞いて喜ぶ夫婦、体調を心配してくれる周りのみんな、赤ちゃんへとプレゼントを持ってきてくれたり、みんなが赤ちゃんの誕生を待ち望んでいるということが伝わってきます。
小さいお子さんにも、赤ちゃんが生まれる喜びや迎える準備、周りの協力などがあって、そして産まれるときはこんなに苦しいんだということがブーコさんの表情からもわかると思います。動物が主役なのでリアル過ぎずほのぼのしていておすすめです。

ページ数:32ページ
読み聞かせ時間:6分

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