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その発想はなかった…〖絵本〗ゆきだるまのあたま



ゆきだるまのあたま表紙
ゆきだるまのあたま
作:黒田かおる
絵:せなけいこ
出版社: 金の星社


ゆきだるまのあたま1

『ゆきだるまのあたま』あらすじ


たろうくんが雪だるまを作っています。
大きな雪玉にビー玉のボタンをつけて胴体ができたところで、お母さんがお昼ごはんに呼びに来ました。
「雪だるまくん、後で頭を作ってあげるね」と言い、たろうくんは行ってしまいました。

早く、頭が欲しいなぁ。
雪だるまは犬に向かって「ぼくの上に乗って、頭の代わりになってくれ」と頼みました。
しかし、雪玉の上に乗った犬は「いやだ~こんな冷たいの~」と、寒くて震えています。

ちょうどそこへやっこだこが飛んできて、雪玉の上に乗りました。
やっこだこの頭はちょっと軽いけどいい感じ。
けれどもその軽さですぐに飛んでいってしまいました。

ちょうどそこへ「ぼくじゃどう?」と、石がやってきました。
しかし、上に乗った石が重すぎて雪玉にめり込んでしまったので、雪だるまの方から「どいてくれー」と言いました。

そこへ、「私なら軽くてきれいでしょ?」と、赤くて縞模様のコーンがやってきました。
雪玉の上に乗せてみると、妙にしっくりくるのです。
ところがそれを見て、「ぼくも!私も!」とたくさんコーンがやってきたので、工事の人が「仕事中だから戻りなさい」と連れ戻しにやってきました。

雪だるまはなかなかいい頭が見つからなくて、たろうくんを待ちわびていると、そこにパン屋の車が通りました。
すると丸いパンがひとつ飛び出してきて、「ぼくなら素敵な頭だよ」と雪玉に飛び乗りました。
軽いし丸いしいい匂い!
これには雪だるまも気を良くしています。
ところが遠くの方から鳥の群れがやってきてパンをついばむと、パンはころころと転がっていきました。

そのとき、「雪だるまくん、お待ちどう!」とたろうくんが戻ってきました。
たろうくんはもうひとつの雪玉を転がしながらやってきたのです。

うれしいなぁ、やっとできた、ぼくの頭。
スミの目とニンジンの鼻をつけた、雪だるまの頭ができてよかったね。

ゆきだるまのあたま2

『ゆきだるまのあたま』感想


雪だるま作りを楽しむ男の子のお話ですが、序盤で早くも作り手がいなくなってしまい、頭のない雪だるまが自ら頭の代わりを探すというひねりある物語がおもしろかったです。
意外にも嫌がったのは犬だけで、他のものは雪玉の上に乗りたがるんですね。パンも濡れるから嫌がるのかなと思ったんですが。パンは鳥についばまれてボロボロになる前に去っていってしまいました。見るに堪えない雪だるまにならなくてよかったです。
そして男の子が戻ってきて、やっぱり雪だるまの頭は雪でしょ!いや工事現場のコーンも似合ってたけど(笑)。他にどんな頭ならアリか、子供の想像力が膨らむお話でした。

ゆきだるまのあたま3

どんな顔をしているの?


男の子が雪だるまを作っています。胴体が出来上がったところでお母さんに呼ばれて行ってしまいました。
「え?行っちゃうの?」とでも言いたげな雪だるま。顔が無いので表情はわかりませんが、どんなものを乗せられてもその場所にどーんとたたずんでいます。イマイチなのか喜んでいるのかも想像しながら楽しめます。長い長い待ち時間も、こうやっていろんな出会いがあるなんて幸せですよね。
やっと戻ってきた男の子に普通の頭(笑)を作ってもらって、やっと雪だるまのお顔が見られます。その顔はニッコリ笑っていて「よかったね!」と思いました。
ところで作者の黒田かおるさんとは、せなけいこさんの娘さんで、この『ゆきだるまのあたま』は母子合作本なのだそうです!

ページ数:24ページ
読み聞かせ時間:2分半

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