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喧嘩をしても、気になってしまうよね?〖絵本〗しろちゃんとはりちゃん あめのいちにち



しろちゃんとはりちゃん あめのいちにち
しろちゃんとはりちゃん あめのいちにち
作・絵:たしろちさと 
出版社: ひかりのくに


しろちゃんとはりちゃん あめのいちにち1

『しろちゃんとはりちゃん あめのいちにち』あらすじ


白いウサギのしろちゃんと、ハリネズミのはりちゃんは友達。
森の家で一緒に暮らしています。
ここのところ毎日雨ばかりで、2人はなかなか外へ遊びに行けず退屈していました。
考えるのは「雨がやんだら何して遊ぼうか」ということ。
2人ともボール遊びがしたくてたまりません。

そこでいい考えが浮かびました。
家の中でボール遊びをすればいいのです。
「ぼくが投げるから、はりちゃん取ってよ」

ところが、しろちゃんが投げたボールははりちゃんの大事な花瓶に当たって壊れてしまいました。
「変な方に投げるから!」
「取らないから!」
2人は喧嘩になって、はりちゃんが自分の部屋に閉じこもってしまいました。

しろちゃんはひとりで絵本を読んでも、ゲームをしても、ちっとも面白くありません。
しろちゃんが家の外からはりちゃんの部屋を覗いてみると、はりちゃんは泣いているようでした。
「あれははりちゃんの大事な花瓶だったんだ…。」
しろちゃんはだんだんはりちゃんのことがかわいそうに思えてきて、新しい花瓶を探しに行くことにしました。

雨の中泥だらけになりながら、しろちゃんは花瓶を探します。
卵の殻は小さすぎるし、落ちていた長靴は穴が開いているし、泥で作ってみても崩れてしまいます。
「ごめんよ、はりちゃん。花瓶見つからないや」
しろちゃんが走り出したとき、小石につまずいて転んでしまいました。

すると目の前に古い缶カラが落ちています。
形は変だけど、ちょうどいい大きさです。
しろちゃんは缶カラを持って家に近づくと、はりちゃんが大声でしろちゃんを探していました。
はりちゃんはしろちゃんがいなくなって心配していたのです。
2人は抱き合って謝りました。

「ちょっと汚れているけれど…」と言ってしろちゃんが缶カラを見せると、はりちゃんは素敵だと喜んでくれました。
そしてはりちゃんからも、しろちゃんに渡すものがあると言うのです。
それはテープで割れたところを修復した花瓶と、『お誕生日おめでとう』というはりちゃんからの手紙でした。
花瓶はしろちゃんへの誕生日プレゼントだったのです。

2人は2つの花瓶を大事にテーブルに飾り、とっておきのビスケットとお茶を飲みました。
「あ、しろちゃん、外を見てごらんよ」
外の雨はすっかりやんで、空には虹が架かっています。
それから2人は虹の下で思いっきりボール投げをして遊びました。

しろちゃんとはりちゃん あめのいちにち2

『しろちゃんとはりちゃん あめのいちにち』感想


最初に読んだときはスルーしてしまったけれど、最初のシーンではりちゃんが花瓶にしろちゃんの絵を描いて色を塗っているんですね。なんでそんなに怒ったのか、部屋で何をしていたのか、今日が何の日なのか、最後に全部繋がりました。
ちょっと喧嘩はしてしまったけれど、お友達のために一生懸命になれるって素敵だなぁ。
ウサギのしろちゃんとハリネズミのはりちゃんが、リサとガスパールのようでもあり、バムとケロのようでもあり、いいコンビだなぁと思いました。
雨の絵本ってすごく好きで、どんな雨模様が見れるのかと期待していたんですけど、雨の中うす汚れていくしろちゃんの姿としろちゃんの悲しみで途中までネガティブな読み聞かせとなってしまったんですけど、止まない雨はないですね!スッキリと晴れた空と虹と笑顔のラストにほっこりしました。

しろちゃんとはりちゃん あめのいちにち3

ちゃんと仲直りできるかな?


雨の季節、あじさいのワードもあるので梅雨の時期の絵本ですね。
一緒に暮らすウサギのしろちゃんとハリネズミのはりちゃんは、雨がやんだら一番遊びたいボール投げを、家の中ですることにしました。(何か危険な予感!)
すると、はりちゃんの大事なものを壊してしまうという結果に。(予感的中です!)そして、2人ともプンプンに怒って別離状態。
あ~あ~だから!と言いたくなってしまいますが、このお家には2人しかいなく、自分たちで仲直りするしかないんですね。
しばらくひとり遊びをしていたしろちゃん、やっぱり面白くないよね。だんだん冷静さを取り戻し、友達のために行動しようと雨の中外に出ていくしろちゃん。そして、やっと「ごめん」と謝ることができた2人。
一方、はりちゃんもただ怒って泣いていたわけではなかったんです。大切な人のために何かしたいという気持ちが2人ともにありました。割れてしまった花瓶は、ああ!そうだったのか!はりちゃんの、言葉ではなく手紙に思いを託したやり方も素敵です。
そして2つの花瓶に入れられたのは、あじさいです。裏表紙もお見逃しなく!

ページ数:33ページ 
読み聞かせ時間:4分半



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